医療を考える
エーエヌ・テックの役割


食生活の急速な欧米化に伴い、高脂質食物の摂取、又は、食の結果、糖尿病や腎臓病患者が右肩上がりに増え続け、今や国民病と言われる程の社会問題となりつつあります。
とりもなおさず、従来の日本人としての、ご飯や野菜重視のバランスのとれた食生活の原点に戻るべく、国をあげて指導に躍起となっていますが、なかなか思い通りに行かないのが現状です。


腎臓機能に問題が出た時、まずは透析機器による透析の助けを借りることになりますが、近年の透析機能の向上により、より効果的な透析が得られる反面、透析装置配管内に血液濾過後の蛋白質や脂肪、多糖類やセルローズなどの付着物が比例的に増大する結果となります。
これらの付着物は、バクテリア繁殖のもととなり、一方では透析液や血液由来のカルシウム等によって、炭酸カルシウムがスケールとして機器に付着し、透析機能に悪影響を及ぼします。従来これらを除菌と有機物洗浄及びカルシウム除去には次亜塩素酸ナトリウムや酢酸が主として用いられてきました。
しかし、これらの物質はそれなりに一応の効果が得られるものの、近年の透析機能の向上、又は使用頻度が多くなった結果、比例的に透析老廃物の機器配管への付着も多くなり、必然的にこれを除去する次亜塩素酸ナトリウム、スケール除去の酢酸などの洗浄液の濃度を上げたり、又、使用回数も多くなって来たため、透析機器機材への腐食等、次亜塩素酸ナトリウム、酢酸使用の総量規制を上回っての排水に伴う生分解性の問題や、BOD・COD 負荷の増大など、環境面に於いて、大きな問題をかかえる結果となりました。
また透析機器洗浄剤は、中性域での排液基準値を求められ、近年問題になっております塩素系アルカリ洗浄剤と酸性洗浄剤との誤投入の事故対策にも尽力していかねばなりません。


弊社は、これら問題点を充分に考慮した透析機器用抗菌洗浄剤及びカルシウム、スケール除去剤を改良と研究を重ね、その製剤は、①使い易さ ②安全性 ③環境を考える ④自然の調和 をモットーとして開発製造し、代理店を通じて全国透析施設病院に納めさせていただいており、透析を受けておられる方々に大きく貢献しているものと、自負致しております。