しかし、これらの物質はそれなりに一応の効果が得られるものの、近年の透析機能の向上、又は使用頻度が多くなった結果、比例的に透析老廃物の機器配管への付着も多くなり、必然的にこれを除去する次亜塩素酸ナトリウム、スケール除去の酢酸などの洗浄液の濃度を上げたり、又、使用回数も多くなって来たため、透析機器機材への腐食等、次亜塩素酸ナトリウム、酢酸使用の総量規制を上回っての排水に伴う生分解性の問題や、BOD・COD 負荷の増大など、環境面に於いて、大きな問題をかかえる結果となりました。
また透析機器洗浄剤は、中性域での排液基準値を求められ、近年問題になっております塩素系アルカリ洗浄剤と酸性洗浄剤との誤投入の事故対策にも尽力していかねばなりません。